在日ロシア大使館と東京都千代田区の日比谷国際クリニックは27日、ロシア開発の新型コロナウイルスワクチンの接種を、20歳以上の希望者を対象に有償で実施する予定だと発表した。クリニックは、自由診療で「薬事承認を目的とした治験ではない」と説明。日本国内での必要な手続きを経て、2月中旬にも開始したいとしている。
 ワクチンは2回接種の「スプートニクV」と1回接種の「スプートニク・ライト」で、それぞれ750人分と500人分を調達する。料金は検査料を含め1人9800円。重い副反応があっても日本政府の救済措置は受けられないが、クリニックの医師がサポートするという。
 ロシアは2020年8月、世界に先駆けてスプートニクVを承認。世界保健機関(WHO)の承認は得られていないが、会見に同席したガルージン駐日大使は「今年前半の承認を期待している」と述べた。大使は追加を含めて3回受けた体験を振り返り、2回目の接種後に風邪の症状や発熱があったと明かした。 (C)時事通信社