東京都の小池百合子知事は30日、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言について「法律的に国が決めるので、特にオミクロン株に関してどういう対応をするのか、しっかりと伺っていきたい」と述べ、発出基準の見直しに向けた国の動きを注視する考えを示した。都庁内で記者団に語った。
 都は、政府の目安に基づき、都内の病床使用率が50%に達した段階で宣言要請を検討するとしている。一方で、小池氏は28日、発出基準や対策をオミクロン株の特性を踏まえたものに見直すよう政府に要望したことを明らかにしていた。
 30日時点の病床使用率は48.5%で、50%が目前に迫っている。小池氏は退庁時に宣言要請の検討状況を記者団に問われたのに対し、「病床も重症、中等症(用)などもある。かねて『感染を止める、社会を止めない』と言ってきた。総合的に検討する」と語った。 (C)時事通信社