塩野義製薬は31日、開発中の新型コロナウイルスの経口治療薬について、臨床試験(治験)で体内のウイルス量が減少する効果を確認したと発表した。3回目の服薬後には、偽薬を服用した患者に比べ、陽性者が63~80%減少したという。
 塩野義は実用化後、速やかに供給できるようにするため、3月までに100万人分を製造。2022年度は年1000万人分以上を生産できる体制を整える。
 塩野義は、審査を行う医薬品医療機器総合機構(PMDA)に治験のデータを提出している。担当者は「他社品に劣らない非常に優れた抗ウイルス効果を確認できた」としている。 (C)時事通信社