【ニューヨーク時事】米バイオ医薬品企業ノババックスは31日、同社の新型コロナウイルスワクチンの緊急使用許可を米食品医薬品局(FDA)に申請したと発表した。開発に遅れが生じていたが、米国でようやく使用許可申請にこぎ着けた。
 同社のワクチンは、遺伝子組み換え技術で作ったウイルスのたんぱく質を接種する「組み換えたんぱくワクチン」。18歳以上を対象に2回接種する必要がある。同社は最終段階の臨床試験(治験)で約90%の有効性を確認し、十分な安全性も確認できたと説明した。同ワクチンは、2~8度で冷蔵保存できるとされ、輸送や管理がしやすいメリットがある。
 ノババックス製は昨年12月、欧州連合(EU)欧州委員会が販売承認を決定したほか、日本の生産、流通を担当する武田薬品工業が厚生労働省に承認申請を行った。 (C)時事通信社