【ニューヨーク時事】米製薬大手ファイザーは1日、5歳未満の乳幼児への新型コロナウイルスワクチン接種に向け、米食品医薬品局(FDA)の緊急使用許可を取得するための申請手続きを始めたと発表した。手続きは数日内に完了し、報道によれば、2月中に許可が下りるとみられている。
 使用対象は生後半年から4歳の子どもで、12歳以上向けの用量の10分の1を2回投与する。米国のコロナワクチン接種の対象年齢は現在、ファイザー製の5歳が下限となっている。
 同社は、生後半年から4歳の子どもへの3回目の接種についても、今後FDAに申請する方針。臨床試験(治験)では、2回接種の場合に2~4歳で十分な免疫反応が確認できなかったといい、3回接種の有効性や安全性も調べている。
 ファイザーは、米国では子どものコロナ感染が1000万件を超え、変異株「オミクロン株」の流行とともに子どもの入院件数が急増していると指摘。FDAの要請を受けて、乳幼児への投与に向けた申請手続きを始めたと説明した。 (C)時事通信社