衆院予算委員会は2日午前、岸田文雄首相と関係閣僚が出席し、新型コロナウイルス対策などに関する集中審議を行った。ワクチンの3回目接種をめぐり、首相は自衛隊による大規模接種について「東京会場は来週には1日当たりの接種回数を5000回程度まで拡大したい」と表明した。自民党の西村康稔前経済再生担当相への答弁。
 東京会場は現在、1日当たり720人の接種が可能で、7日から2160人に拡充する予定だった。これに関し、松野博一官房長官は記者会見で、8日から約4000回、10日から約5000回に拡大するよう検討中だと説明した。
 首相は予算委で接種加速に向け、2回目までと異なるワクチンを打つ「交互接種」の安全性や有効性の発信などに努める考えを示し、「先頭に立って接種の取り組みを進めていきたい」と強調した。
 緊急事態宣言の発令をめぐり、立憲民主党の長妻昭元厚生労働相は「なぜ検討すらしないのか」とただした。首相は「今後の事態の推移を見極めながら考えていかないといけない。今の時点では検討していない」と語った。 (C)時事通信社