静岡市は2日、新型コロナウイルス対策として市内の高校全27校に配布した不織布マスクのうち、約1万1000枚を回収することを明らかにした。マスクのパッケージには、感染予防を呼び掛けるメッセージに加え、田辺信宏市長の似顔絵と氏名を印刷した紙が貼り付けられていた。
 市の担当者は「公職選挙法違反には当たらない」としつつ、「知名度アップが目的だと誤解され、感染予防のメッセージが伝わらないのは望ましくない」と話している。
 市は1月27日にマスクの配布を始めたが、インターネット上に「市長の知名度アップじゃないか」といったコメントが寄せられているのを職員が発見。高校に配布した約1万9000枚のうち、生徒に渡っていない約1万1000枚を回収することにした。 (C)時事通信社