【北京時事】4日に開幕する北京冬季五輪の聖火リレーが3日、世界遺産となっている万里の長城のうち、北京市延慶区の有名観光スポット「八達嶺」で行われた。新型コロナウイルス対策で一般客は入れなかったが、開幕前3日間と短いリレーの途上、鮮明に中国文化をアピールした。
 気温が氷点下10度ほどで寒風も吹く中、約40人の走者が1.5キロの急斜面や階段を上りながらトーチをつないだ。走者を務めた香港の映画俳優ジャッキー・チェンさん(67)は報道陣に「楽しかった。(ここは)寒いね」と笑顔を見せた。
 八達嶺長城は、約500年前の明代建造とされる首都防衛のとりで。2008年夏に開催された北京五輪でも聖火リレーが通った。大会組織委員会は、長城でのリレーは「強敵を恐れない勇敢、不屈の民族精神」を表現するためと説明している。 (C)時事通信社