日本郵船など海運大手3社の2021年4~12月期連結決算が3日、出そろった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う世界的な「巣ごもり需要」の高まりや物流の混乱で運賃が高騰しているため、全社が大幅な増収増益。これを受け各社とも22年3月期業績予想を上方修正し、純利益は過去最高を更新する見通しだ。
 21年4~12月期は、運賃高騰を背景に3社が共同で出資するコンテナ船運営会社が好調。純利益は日本郵船が6922億円と前年同期の約13倍を記録し、商船三井と川崎汽船も6~7倍の大幅増益となった。
 22年3月期見通しについては、各社とも年度末まで足元の堅調な海運需要が続くとみており、今期で4度目の上方修正に踏み切った。日本郵船の純利益見通しは9300億円と従来予想から2200億円上積み。商船三井は6300億円、川崎汽船も5200億円と、それぞれ1500億円の上振れを見込む。 (C)時事通信社