【ワシントン時事】バイデン米大統領は3日、先月2人の警察官が銃撃され殉職したニューヨーク市を訪問した。新型コロナウイルス禍の陰で拡大する銃犯罪について、「答えは警察予算の削減ではない。訓練や活動予算の提供だ」と強調。警察部門への3億ドル(約340億円)の追加予算案や、違法な銃取引の取り締まり強化を含む新たな治安対策を表明した。
 背景には、2020年以降に急増した銃の購買数や銃犯罪への危機感がある。新型コロナ感染拡大に伴う失業をはじめとする経済・社会不安のほか、反人種差別暴動で国民の自衛意識が高まったことなどが要因に挙げられており、治安問題は11月の中間選挙でも主要争点の一つになる見通しだ。 (C)時事通信社