佐渡島と本土の間で船便を運航する佐渡汽船が、交通事業支援会社みちのりホールディングス(HD、東京)から約15億円の出資を受け、子会社となる方向で調整していることが4日、分かった。佐渡汽船は新型コロナウイルス感染拡大も響いて赤字経営が続いており、地方のバス会社などを再生した実績を持つみちのりHD傘下で経営再建を目指す。
 みちのりHDは佐渡汽船の株式の約半数を取得し、松本順グループ最高経営責任者(CEO)が経営陣に加わる方向だ。佐渡汽船は東証ジャスダック上場廃止も検討する。
 佐渡汽船は4日午前、これらの経営再建案について「検討していることは事実だ」とのコメントを公表し、決定次第発表すると説明した。 (C)時事通信社