松野博一官房長官は4日の記者会見で、熊本市の慈恵病院が「内密出産」をめぐり母親の名前を記さない出生届を出す方針を示したことに関し、「刑法上の犯罪に当たるかどうかは捜査機関により個別に判断されるべき事柄だ」と述べた。内密出産は公正証書原本不実記載罪に当たる恐れが指摘されている。松野氏は「児童福祉法や医師法などに直ちに違反すると考えられる点はない」との認識も示した。
 また、「子どもの出自を知る権利や、未成年が内密出産を希望する場合の支援の在り方などの課題がある」と強調。予期せぬ妊娠をした妊産婦の支援策として相談窓口の整備などに努める考えを示した。 (C)時事通信社