【北京時事】北京冬季五輪は4日夜、開幕した。北京市の国家体育場(愛称・鳥の巣)で開会式が行われ、中国の習近平国家主席が開会宣言した。新型コロナウイルスの影響により1年延期された昨夏の東京五輪から、約半年で巡ってきた雪と氷のスポーツの祭典。20日までの17日間、熱戦が繰り広げられる。
 2008年夏季大会の開催地でもある北京は、夏冬両方の五輪を開催する史上初の都市となった。アジアでは18年平昌冬季、東京に続いて3大会連続の五輪開催。
 開会式で日本選手団は、東京大会に続き男女の旗手を起用。ノルディックスキー複合の渡部暁斗(北野建設)、スピードスケートの郷亜里砂(イヨテツク)に率いられて入場行進した。
 大会公式ニュースによると、91カ国・地域が参加し、7競技、史上最多109種目でメダルを争う。日本選手団は海外開催の冬季五輪で最多の選手124人で編成したが、スノーボードの選手1人がけがで欠場し、123人が出場予定。冬季大会史上最多のメダル13個(金4、銀5、銅4)を獲得した平昌大会を上回る成績が期待される。
 新型コロナ感染対策として、選手を含む関係者全員は外部との接触を遮断した「バブル」内での行動が義務付けられ、PCR検査を毎日受ける。大会組織委員会は当初、中国本土居住者に限定してチケットを一般販売すると発表。しかし、コロナの感染拡大が収束しないことを理由に方針を転換し、招待する団体客のみ観戦を認める。 (C)時事通信社