【ニューヨーク時事】米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、新型コロナウイルスによる米国での死者数が4日、計90万人を超えた。昨年12月中旬に80万人に達してから、2カ月弱でさらに10万人が亡くなった。
 米国では昨年12月以降、変異株「オミクロン株」の流行により、1日当たりの陽性判明数が100万人を超える日もあるなど感染者が急増。それに伴い、死者も増加した。
 感染者数は1月中旬をピークに減少傾向にあるが、死者や入院件数は依然として高水準で、疾病対策センター(CDC)によれば、今月3日時点の1日当たりの死者は2300人超(7日間平均)。昨年12月初旬と比べて約2倍で、高止まりが続いている。
 米国でワクチン接種が可能な5歳以上のうち、接種を終えた人は68%にとどまる。バイデン大統領は4日、声明で「きょうわが国はまた一つ悲劇的な節目を迎えた」と述べ、改めてワクチンの接種を国民に呼び掛けた。
 米国は世界で最も死者が多い。ブラジル(約63万人)、インド(約50万人)が続いている。 (C)時事通信社