米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、新型コロナウイルスの世界の感染者数が日本時間9日、累計で4億人を超えた。1月7日に3億人に達したばかりだが、変異株「オミクロン株」の世界各地への拡散により、過去にないペースで急増している。
 国別では米国が約7700万人で最多で、インド(約4230万人)、ブラジル(約2670万人)、フランス(約2110万人)、英国(約1800万人)と続く。世界の死者数は576万人以上。
 AFP通信によると、世界保健機関(WHO)幹部はオミクロン株の影響について「これまでのピークがほとんど平らに見えるほどだ」と驚きを隠さない。
 感染者数に関しては、日本を含む各国で急増する一方、昨年12月から爆発的に増加していた欧米諸国では既にピークを越えたとの見方もある。一時は100万人超の新規感染者を出していた米国では、今年1月下旬から減少傾向に転じている。
 ワクチン接種が進み、オミクロン株が軽症傾向であることから、欧州では軒並み規制緩和が進められている。英国のジョンソン首相は「ピークを過ぎた」とほとんどの規制撤廃を表明。北欧でも2月上旬から規制緩和が始まり、デンマークは1日からコロナ規制の大半を解除した。 (C)時事通信社