日本糖尿病学会は昨日(2月8日)、従来使用されてきた「優性遺伝」「劣性遺伝」という用語(旧用語)とそれらに代わる推奨用語である「顕性遺伝」「潜性遺伝」(新用語)への対応方針を公表した。同学会では、日本医学会医学用語辞典で当該用語が改訂されるまでは、新旧どちらの用語も使用可能としている(関連記事「「優性、劣性遺伝」、「顕性、潜性遺伝」へ推奨」)。

日本医学会の医学用語辞典で該当部分が改訂され次第、新用語に切り替え

 「優性遺伝」「劣性遺伝」という表記については、日本医学会および同医学用語管理委員会が今年(2022年)1月24日、これらに代わり「顕性遺伝」「潜性遺伝」を推奨用語とする旨を周知するよう各学会に依頼していた。

 日本糖尿病学会は昨日(2月8日)、日本医学会医学用語辞典で当該用語が改訂されるまでの期間を周知期間とする方針を発表。周知期間中は旧用語の「優性遺伝」「劣性遺伝」または、新用語の「顕性遺伝」「潜性遺伝」のどちらの表記も可能であるとした。

 また、新用語の使用に切り替える時期については、「医学用語辞典で当該用語が改訂され次第、可能な限り速やかに」と説明している。

(陶山慎晃)