熊本市の大西一史市長は9日に記者会見し、同市の慈恵病院が独自に取り組む「内密出産」について、「より現実的な対応をしていくということで方針を改めた」と述べ、事実上容認し、同病院に協力していく意向を表明した。市はこれまで、「法令に抵触する可能性を否定することは困難」として実施を控えるよう求めてきたが、方針を転換した。
 会見で大西市長は「妊婦が安全に出産するということを考えたときに、控えてくださいと言うだけでは済まない状況だ」と方針転換の理由を説明。母子への支援の在り方を検討するため、同病院との情報共有の場を設ける考えを示した。 (C)時事通信社