新型コロナウイルス対策を助言する厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」は9日の会合で、全国の新規感染者数について「増加速度は鈍化しており、今後ピークを迎える可能性がある」との見解をまとめた。一方で、オミクロン株の別系統「BA.2」に置き換わることで再拡大の恐れがあると注意喚起した。
 座長の脇田隆字・国立感染症研究所長は会合後の記者会見で、「若年層の感染者数は減少傾向に向かっているが、小児や高齢者に広がっている」と分析。今後の対応として「重症化リスクの高い高齢者の感染を減らすことが大切だ」と述べた。 (C)時事通信社