岸田文雄首相は10日、自民党の麻生太郎副総裁、菅義偉前首相と個別に会談した。9日には安倍晋三元首相と首相官邸で意見交換。新型コロナウイルス感染拡大、緊迫するウクライナ情勢への対応など内政外交で難しいかじ取りを迫られる中、首相経験者に相次いで助言を求めた形だ。
 10日はまず菅氏を衆院議員会館の事務所に訪ね、約30分間会談。この後、自民党本部で茂木敏充幹事長を交えて麻生氏と協議した。
 菅氏との会談は首相が呼び掛けたもので、昨年11月11日以来。菅氏が3回目のワクチン接種について「(体制が)整ってからではなく、途中で問題が起きても早く多くの人にやった方がいい」と助言すると、首相は「そうですね」と応じた。 (C)時事通信社