【サンパウロ時事】ブラジルのボルソナロ大統領は9日、北東部リオグランデドノルテ州での演説で、新型コロナウイルス対策として多くの国が実施していたロックダウン(都市封鎖)について「非人道的だ」と断じ、経済活動などの規制に反対する自身の方針を正当化した。同氏は新型コロナのリスクを一貫して軽視し、内外から批判を浴びている。
 ボルソナロ氏は「外出制限やロックダウンは、今や多くの人々や(研究)機関、世界保健機関(WHO)さえ効果がないと認めている」と主張。ただ、根拠は示さなかった。さらに「役立つどころか多くの人々を抑うつ状態にし、職を破壊した」と述べた上で「私はパンデミック(世界的流行)の間、何一つ間違いを犯していない」とまくし立てた。 (C)時事通信社