【マニラ時事】フィリピンは10日、ビザを持たない外国人観光・ビジネス客の受け入れを再開した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて入国を禁じた2020年3月以来23カ月ぶりで、日本人も早速訪れた。主要観光地では、正常化への期待が高まっている。
 受け入れ再開の対象は、日本を含む157カ国の国民。入国者は▽ワクチン接種証明書▽出発前48時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書▽30日以内に出国する航空券―を提示する必要があるが、入国後の隔離は免除される。
 観光はフィリピンの主産業。19年は820万人の外国人客が訪れ、国内総生産(GDP)の12.8%を占めた。だが、新型コロナ対策による入国禁止で20年は150万人に激減し、対GDP比率も5.4%に低下した。21年はさらに悪化したとみられる。
 観光省幹部は取材に対し、受け入れ再開初日は437人の外国人客が入国し、うち15人が日本人だったと明かした。 (C)時事通信社