【パリ時事】新型コロナウイルスの感染状況改善を受け、フランス政府は11日、ワクチン接種を証明する「ワクチンパス」の提示が義務付けられている屋内の場所では28日以降、公共交通機関を除いてマスク着用義務を解除すると発表した。イタリア政府も11日、屋外でのマスク着用義務を解除した。
 フランスでマスク着用義務が解除されるのは、パスの提示が求められる飲食店や映画館、劇場などの屋内施設。パスなしで利用できる商店では引き続きマスク着用が義務付けられる。屋外でのマスク着用義務は2日に解除済み。
 ベラン仏保健相はツイッターで、「ワクチンパスにより感染状況が大幅に改善した」と強調した。保健当局によると、11日に確認された過去24時間の新規感染者は約13万人。1月下旬のピーク時には50万人を超えていた。
 伊ANSA通信によれば、イタリアでは11日、ナイトクラブが収容人数を定員の半分に制限した上で、営業再開を認められた。屋内でのマスク着用義務は当面維持される。ANSAは「元の日常に戻る大きな一歩だ」と報じた。 (C)時事通信社