東京都は17日、新型コロナウイルスのモニタリング会議を開いた。新規陽性者数は減少傾向にあるものの、専門家は「危機的な感染状況が続いている」と指摘し、ワクチンの追加接種を進める必要性を強調。高齢者を中心に重症患者が増加しており、「(医療体制への)影響が長引くことに警戒する必要がある」とした。
 7日間平均の新規陽性者数は16日時点で、前週比17.7%減の1万4563.7人。8日の1万8024.7人をピークに減少に転じているが、同会議は4段階で表す感染状況の警戒レベルを、最も深刻な状態に据え置いた。
 医療提供体制についても、「通常の医療も含めて逼迫(ひっぱく)している」として、4段階中最も深刻なレベルを維持。人工呼吸管理が必要な重症者数は前週の59人から81人に増えており、「新規陽性者数よりも遅れて増加する」と警戒を促した。 (C)時事通信社