斉藤鉄夫国土交通相は18日の閣議後記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大など社会情勢の変化に応じた新たな鉄道運賃制度について、今夏までに方向性をまとめる考えを示した。混雑時を避けると安く利用できる「オフピーク定期券」の導入や運賃改定手続きの簡素化など、事業者の要望を踏まえて検討する。
 鉄道各社はコロナ禍に伴う旅客需要の落ち込みに加えて安全強化やバリアフリー対策などで新たな投資を迫られ、経営を安定させるために運賃を柔軟に見直せる仕組みづくりを訴えている。国交省は16日に有識者による委員会を立ち上げ、本格的な検討に着手。斉藤国交相は会見で「より良いサービスを持続的に提供できるよう夏までに大きな方向性を打ち出したい」と述べた。 (C)時事通信社