【ソウル時事】韓国大統領選(3月9日投開票)で、公式選挙運動開始後初の候補者テレビ討論が21日夜、行われた。経済問題がテーマで、新型コロナウイルス対策などをめぐり論戦を交わした。
 選挙戦は革新系与党「共に民主党」の李在明前京畿道知事と保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦前検事総長の接戦。李氏が「国家が責任を持ち、自営業者らの損失を全部補償する」という方針を訴えたのに対し、尹氏は補償に同意しつつ「(財政)健全性確保に注意を傾けるべきだ」と過大な財政支出にくぎを刺した。
 尹氏が文在寅政権のコロナ対策について「(共に)民主党が責任を取るべきだ」と追及すると、李氏は「文在寅、民主党政権が防疫で大きな成果を上げたのは否定できない」と反論した。
 李氏のソウル近郊・城南市長時代の都市開発に関連した疑惑に関し、互いに語気を強めて応酬する場面もあった。
 討論は、保守中道野党「国民の党」の安哲秀代表、革新系野党「正義党」の沈相※(※女ヘンに丁)元代表も参加。選挙管理委員会主催で、今回を含め投票日までに3回行われる。 (C)時事通信社