末松信介文部科学相は22日の閣議後の記者会見で、新型コロナウイルスに感染するなどして大学入学共通テストの本試験も追試験も受けられず、国公立大の2次試験など各大学の個別入試で合否判定する対象者は、21日時点で17大学に延べ22人いると明らかにした。
 国公私立の別や、個別の大学名は「受験生の心理的影響に配慮する」として明かさなかった。東京大は15日、2次試験のみで合否判定する対象者は4人いると明らかにしている。
 文科省は1月、本試験と追試験の少なくとも一方を受験できなかった理由がコロナ感染または濃厚接触だった場合、医師の診断書や保健所の申告を必須とした上で、個別入試で合否判定するよう各大学に要請していた。
 一方、文科省は22日、国公立大2次試験の確定志願者数が昨年より3242人多い42万8657人で、募集人員に対する志願倍率は4.3倍だったと発表した。志願者数は、共通テスト前身の大学入試センター試験以降、過去2番目に少なかった。 (C)時事通信社