【ビジネスワイヤ】オーストリアの製薬会社AOPオーファンは、台湾のファーマエッセンシア(薬華医薬)との訴訟で、ドイツ連邦裁判所がICC仲裁裁判所の仲裁裁定を支持したと発表した。AOPオーファンは、薬華医薬が発見したロペグインターフェロン・アルファ-2bの欧州などでの臨床開発と商品化に関する独占的権利を2009年に得ていたが、薬華医薬は2017年以後に契約解除を複数回にわたって試みてきた。ICC仲裁裁判所は、契約解除の試みに正当性がないと判断し、プロジェクト遅延に対する損害賠償を受ける権利をAOPオーファンに対して認めていた。薬華医薬は2020年12月に、この仲裁裁定取り消しの訴えをフランクフルト上級地裁に提起したが、同地裁は訴えを棄却。2021年3月、薬華医薬はドイツ連邦裁判所に上訴したが、同裁判所は同仲裁裁定を支持。ただし、損害額の算定については手続き上の欠陥があると判断した。(C)時事通信社