電通が24日発表した2021年の国内広告費調査によると、インターネット広告が前年比21.4%増の2兆7052億円と、初めてテレビ、新聞、雑誌、ラジオの「マスコミ4媒体」(8.9%増の2兆4538億円)を上回った。コロナ禍で落ち込んだ前年からの反動でマスコミも底堅かったが、ネット通販の定着など社会のデジタル化に後押しされたネット広告の伸びが顕著だった。
 ネット広告費は動画広告の需要が拡大した。マスコミ4媒体が提供するネットサービス上の広告も急成長し、初めて1000億円を超えた。ネット広告を含まないマスコミ4媒体は7年ぶりに増加し、東京五輪・パラリンピックなど大型イベントの開催が全体を底上げした。 (C)時事通信社