新型コロナウイルス対策を助言する厚生労働省の専門家組織の会合が24日開かれ、新規感染者数が前週を下回り「減少傾向が続いている」としながらも、速度は「鈍化している」との見解をまとめた。80代以上の感染者数は横ばいで、高齢者を中心に「死亡者増加が続いている」と懸念した。
 全国の新規感染者数は前週と比べ93%となった。座長の脇田隆字・国立感染症研究所長は、感染状況が落ち着くと夜間の滞留人口が増える傾向にあるとして、「いつ感染者の増加に転じてもおかしくない」と注意喚起した。
 会合では、専門家有志から、濃厚接触者の調査や行動制限の見直しを検討すべきだとの意見が示された。 (C)時事通信社