新型コロナウイルス感染拡大を理由に、ホテルで2020年に予定していた結婚披露宴を2カ月前にキャンセルした愛知県の夫婦に対し、ホテル側が約150万円を求めた訴訟の判決が25日、名古屋地裁であり、岩井直幸裁判長は「解約はやむを得なかった」と述べ、請求を棄却した。
 岩井裁判長は解約時の状況について「2、3カ月以内の披露宴開催は感染拡大を招く恐れがあり、現実的に不可能と認識されていた」と指摘。解約はやむを得ず、夫婦に責任はないと判断した。
 判決によると、夫婦は名古屋観光ホテル(名古屋市中区)で20年6月に結婚披露宴を開催する予定だったが、東京都などに緊急事態宣言が出たことを受け、同年4月に解約を申し出た。ホテル側はキャンセル料として約150万円の支払いを求めたが、夫婦は応じなかった。
 名古屋観光ホテル側の話 詳細を把握していないのでコメントしかねる。 (C)時事通信社