新型コロナウイルス感染者のうち、喫煙者や肥満の人に後遺症が出やすいことが25日、広島県の調査で分かった。症状(複数回答)では、倦怠(けんたい)感が52%で最も多かった。
 調査は昨年12月、県内で同10月までに感染した人から抽出した2025人を対象に実施。954人(47%)から回答を得た。
 それによると、感染時の症状が療養解除後も4週間以上続いたり、療養解除後4週間以内に生じた症状が4週間以上継続したりしたのは、全体の34%に当たる326人。非喫煙者で後遺症が出たのは33%だったのに対し、たばこを1日21本以上吸う人は60%とほぼ倍増した。同20本以下でも43%と多かった。
 後遺症が出た割合を体格別に見ると、肥満が43%、普通が33%、低体重が19%。ワクチン対応の違いでは、未接種は36%だったが、2回接種で25%に下がった。感染時に症状が重いほど後遺症が残る割合が高く、無症状だった人も5%はその後に症状が表れた。
 症状(複数回答)では、倦怠感(52%)が最も多く、息切れ・息苦しさ(33%)、嗅覚障害(28%)、味覚障害(25%)などが続いた。年代別の後遺症が出た割合は、50代が54%、40代が52%と5割を超え、30代と60代以上が30%台だった。 (C)時事通信社