後藤茂之厚生労働相は28日、新型コロナウイルス対策をめぐり、全国知事会の平井伸治会長(鳥取県知事)らとオンラインで意見交換した。後藤氏は、3月から本格化する5~11歳向けのワクチン接種に関して「希望する人が確実に接種を受けられるように取り組みをお願いする」と協力を求めた。
 後藤氏は「ワクチンの有効性、安全性などを丁寧に説明したい」と意欲を示したが、平井氏は「パンフレットをいくら読んでも『打ちなさい』とは書いていない。勧めづらい」と懸念を示した。
 平井氏は終了後の取材に対し、「基礎疾患のある子どももいる。接種の意義を明確にしてもらった方が勧めやすい」と述べた。知事の間からは「高齢者がいる家庭では接種を勧めるなど、具体例を出してもらえないか」との要望も出たという。 (C)時事通信社