公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が保有するロシア関連資産が2021年3月末時点で約2200億円に上ることが1日、分かった。内訳は債券約500億円、株式約1700億円。株式には欧米が制裁対象とするロシア最大手銀行ズベルバンクが含まれる。
 GPIFは法令で株式への直接投資が禁止されているため個別銘柄は選択できず、債券の投資判断は運用会社に一任しているという。広報担当者は「法令上、政治的理由による投資判断は行えない仕組みとなっている」と説明。その上で「継続的な状況把握に努め、被保険者の利益のために行動したい」と話した。 (C)時事通信社