新型コロナウイルスの影響で昨年4月以降に大学などを中退した人は1937人おり、前年同期と比べて約4割増えたことが1日、文部科学省の調査で分かった。中退の理由は「学生生活不適応・修学意欲低下」が最も多く、「経済的困窮」を上回った。文科省は「対面授業や交流の必要性を大学側に訴えていく」としている。
 調査は全国の国公私立大、短大と高専が対象。昨年4~12月の中退者のうち、コロナが理由だったのは1937人で、学生全体に占める割合は0.06%だった。2020年4~12月は1367人、割合は0.05%だった。
 理由別では、「不適応・意欲低下」が30.3%で、「経済的困窮」の19.9%を上回った。20年は困窮が28.1%、不適応が20%だったが、逆転した。 (C)時事通信社