民間調査会社の帝国データバンクによると、「ミル挽き珈琲」の名称で知られる自動販売機事業を展開していた丸の内管財(旧トーヨーベンディング、名古屋市)が1日、名古屋地裁に特別清算を申請した。コロナ禍で高速道路のサービスエリアなどでの販売が低迷する中、不適切な会計処理が発覚。大幅な債務超過となり自力再建を断念した。
 同社は1969年創業。独自開発の自販機によるコーヒー販売で知名度も高く、2009年2月期には売上高165億円を計上した。しかし、コンビニエンスストアとの競合やコロナ禍に伴う旅行の自粛などで販売が落ち込んだ。負債総額は21年2月期末時点で約111億9700万円。 (C)時事通信社