【北京時事】中国政府は15日、14日に確認された新型コロナウイルスの市中感染者が無症状を含め5154人だったと発表した。1日5000人超は湖北省で感染爆発が続いていた2020年2月以来。中国は経済活動や市民生活を犠牲にしても感染拡大を抑え込む「ゼロコロナ」政策を継続しているが、感染力の強いオミクロン株の拡大が止まらない。
 長春市(人口約900万人)で11日から事実上のロックダウン(都市封鎖)が続く東北部の吉林省では、14日の市中感染者が4067人と過去最高を記録。南部の広東省では116人の新規感染者を確認した。同省では深セン市(同1700万人)と東莞市(同1000万人)が14日から都市封鎖を始めた。
 今回の感染は、ほぼ中国全土に拡大。小規模な地域封鎖は各地で行われており、工場の操業停止や物流の混乱などで景気への悪影響も懸念される。 (C)時事通信社