【ニューヨーク時事】15日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、ロシアとウクライナの停戦交渉や中国での新型コロナウイルス感染拡大に市場の関心が向かう中で売られ、大幅続落した。米国産標準油種WTIは前日比6.57ドル安の1バレル=96.44ドルで終了。終値での100ドル割れは2月28日以来約2週間ぶり。
 ロシアとウクライナは断続的に停戦交渉を実施。ウクライナのゼレンスキー大統領は15日の声明で、交渉に関して受けた報告内容は「かなり良い」と評価した。これが一定の進展と評価され、ウクライナ情勢を背景にこれまで高まってきた過度の供給懸念が後退、利益確定の売りが広がった。 (C)時事通信社