【ワシントン時事】米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は16日、新型コロナウイルス危機を受け2020年3月から2年間続けた事実上のゼロ金利政策を解除し、約3年ぶりに利上げすることを決定した。政策金利を0.25%引き上げる。22年中に今回を含めて0.25%ずつ7回引き上げる想定も示された。
 歴史的な高インフレの抑制を目指し、金融緩和から引き締めへ政策を転換。米金融政策はコロナ危機対応から脱却し、正常化に向かう。世界のマネーの流れが変わることで円安・ドル高が進めば、日本経済にも影響が及びそうだ。
 金融政策を話し合う連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を年0~0.25%から年0.25~0.5%に引き上げることを賛成多数で決めた。利上げは18年12月以来。投票した9人のうち1人が0.5%の大幅利上げを主張し反対した。 (C)時事通信社