【ロンドン時事】世界貿易機関(WTO)のオコンジョイウェアラ事務局長は16日、新型コロナウイルスワクチンの特許放棄について、米欧とインド、南アフリカの4カ国・地域が合意したと明らかにした。WTOに加盟する164カ国・地域での調整を急ぎ、「できるだけ早く完全合意が得られるよう取り組む」と表明した。
 欧米の製薬会社が保有するコロナワクチンの特許について、インドと南アフリカが2020年10月、一時的に放棄し、途上国が自由に使えるようにすることを提案。米国は支持に転じたものの、欧州連合(EU)が難色を示してきた。 (C)時事通信社