原爆投下後に降った「黒い雨」を浴びた人の救済をめぐり、厚生労働省は18日、被爆者認定の新基準を広島市などへ通知した。援護対象区域外でも黒い雨に遭ったと確認でき、がんや白内障など特定の疾病にかかっている人は対象となる。4月1日から適用する。
 新たに認定対象となるのは、雨を浴びたり、服がぬれたりして黒い雨に遭ったことを確認できるか、否定できない人。戸籍や在学証明書などを基に、降雨場所にいたことを確認する。
 がんや肝硬変などの疾病を患っていることも要件とした。白内障は過去に手術歴がある人も含む。厚労省は新たに、約1万1000人が認定されると見込んでいる。 (C)時事通信社