総務省が29日発表した2月の労働力調査によると、完全失業率(季節調整値)は、前月比0.1ポイント低下の2.7%だった。就業者数は前月と同数だったが、完全失業者数が減り、2カ月ぶりに改善した。ただ、求職を控える動きに加え休業者数が高水準で推移しており、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」感染拡大の影響が出ている。
 完全失業者数は、3万人減の188万人で、新たに求職した人が4万人減った。就業者数は6693万人。
 休業者数(原数値)は、前年同月比12万人増の242万人。オミクロン株が広がった先月(249万人)に近い水準だった。
 一方、厚生労働省が29日発表した2月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.01ポイント上昇の1.21倍だった。前月を上回るのは2カ月連続。 (C)時事通信社