岸田文雄首相は1日の参院本会議で、ロシアのウクライナ侵攻に伴う原油価格高騰などを踏まえた「総合緊急対策」の財源に関し、スピードを重視する観点から今国会中の2022年度補正予算案の編成、成立に慎重な考えを示した。「まずは一般予備費、新型コロナウイルス対策予備費を活用した迅速な対応を優先する」と明言した。
 公明党の高橋光男氏が「しかるべき対策を行うには、補正予算案の編成が必要だ」と訴えたのに対する答弁。同党は山口那津男代表らが予備費だけでは十分な対策を講じることができないとの立場を重ねて示し、政府・自民党との間に溝が広がっている。 (C)時事通信社