数えで7年に1度行われる諏訪大社(長野県諏訪市など)の御柱祭が2日、始まった。氏子を乗せた巨木が急斜面を駆け下る「木落し」で有名だが、新型コロナウイルス感染拡大で実施は見送られた。人力で引かれていた巨木もトレーラーで運搬する異例の形式となった。
 御柱祭は、モミの木16本を山から引き出し、諏訪大社の上社(同県諏訪市、茅野市)と下社(下諏訪町)にある四つの社殿の四隅に立てる。この日は8本の巨木を八ケ岳の麓から町中に運ぶ「上社山出し」が開始。最大の木は長さ約18メートル、重さ約6トンに上る。
 午前9時45分ごろ、太鼓やラッパの音が鳴り響き、花火が打ち上がると巨木2本を積んだトレーラーが出発。付近の沿道には氏子や地元住民らが並び、旗を振ったり写真を撮ったりして、トレーラーが過ぎ去るのを見守った。 (C)時事通信社