自動車や電機などの産業別労働組合で構成する金属労協(3149組合)は4日、2022年春闘の3月末時点の中間集計を発表した。基本給を底上げするベースアップ(ベア)は838組合が獲得、平均で1735円(前年同時期比481円増)となった。新型コロナウイルス禍で打撃を受けた企業業績の回復を背景に、15年(1887円)以来7年ぶりの高水準となった。
 このうち、金属労協傘下で中小企業労組が多く加盟する「ものづくり産業労働組合(JAM)」も中間集計(今月1日集計分)を発表した。回答を得た組合の半数を超える372組合がベアを獲得し、平均1974円(前年同時期比642円増)だった。人材確保などの観点から賃上げの重要性に対する認識が広がり、1999年の設立以降で最高となった。 (C)時事通信社