【ロンドン時事】英首相官邸などで新型コロナウイルス対策の規則違反が疑われるパーティーが繰り返されていた問題で、当時の政府高官がオフィスでカラオケパーティーを開き、50ポンド(約8000円)の罰金を科されたことが明らかになった。英紙デーリー・テレグラフが4日報じた。
 罰金を科されたのは、公務員倫理担当の内閣官房副長官だったヘレン・マクナマラ氏。2020年6月18日、屋内での集まりが禁止されていたにもかかわらず、内閣官房長執務室で同僚の送別会を開いた。参加者はワインやビールを飲み、カラオケ機器も持ち込んでいたという。
 ピーク時には約20人が参加したパーティーは、翌日の午前3時ごろまで続き、酔った参加者が口論する場面もあったと伝えられている。日本発祥のカラオケは英国でも人気がある。
 マクナマラ氏は昨年1月に退官。サッカーのイングランド・プレミアリーグの公共政策・企業担当幹部に就任した。
 当時のセドウェル内閣官房長は、パーティーの序盤に顔を出し「私のオフィスをめちゃくちゃにしないように」と言い残して去ったとされる。セドウェル氏は罰金を科されていない。 (C)時事通信社