ここ1年のメンタルヘルス(心の健康)が新型コロナウイルスの感染拡大により「悪化した」と回答した人が22.3%に上ったことが、厚生労働省の調査で7日までに分かった。このうち女性は26.7%と男性(18.2%)より高く、特に30代と50代は3割を超えた。
 調査は2021年11月にインターネットで実施。新型コロナ禍における精神的な影響について8322人から回答を得た。
 緊急事態宣言が発令されていた同年4~6月と7~9月に落ち着きをなくしたり気分が落ち込んだりした人の割合は、それぞれ半数近い46.6%、45.9%だったが、感染者数が減った10~11月になると27.3%に減少した。
 不安に思うことを尋ねる質問(複数回答可)では、「自分や家族の感染」が最も多く、同年4~6月時点では62.8%に上った。「自粛などによる生活の変化」を不安視する人も2割近くいた。一方で4人に1人は「不安はなかった」と回答、男性の方が3割超と割合が高かった。
 ストレスに感じていることを尋ねる質問(複数回答可)では、「旅行やレジャーができない」(47.2%)、「コロナ禍がいつ終わるかが分からない」(43.0%)と答える人が多かった。 (C)時事通信社