新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について、政府は16日までに、年代ごとの接種率を初めて公表した。70代以上が8割を超える一方、20代は24.0%、30代は25.9%と低調で、若年層への接種が遅れている現状が浮き彫りとなった。
 全体の接種率は、15日時点で47.1%と半数に近づいている。11日に公表された年代別で見ると、60~64歳は66.7%、65~69歳は77.8%で、70代以上はいずれも8割を超えた。これに対し、50代(51.3%)、40代(33.8%)と若くなるにつれて接種率が下がる傾向が見られた。12~19歳は5.4%だった。
 都道府県別では、20代、30代の接種率がいずれも30%を超えたのは、群馬(33.0%、34.2%)、山口(32.7%、35.3%)、長崎(30.0%、31.7%)、熊本(32.3%、34.4%)の4県だった。
 一方、沖縄ではそれぞれ14.7%、19.3%といずれも2割を割り込んだ。20代だけで見ると、大阪(18.3%)、愛媛(19.4%)が1割台だった。
 山際大志郎経済再生担当相は14日、沖縄県に3回目接種を促進するよう要請。政府は大学の集団接種に財政支援するなどして、若者への接種を加速させたい構えだ。
 政府は今後、都道府県別も含めた年代別接種率のデータを毎週公表する予定。 (C)時事通信社