政府は18日、ウクライナ避難民のペットに対する狂犬病の検疫手続きを緩和したと発表した。入国前にワクチンを2回接種したことなどを示すウクライナ政府の証明書がなくても、日本の動物検疫所の検査で抗体が一定量確認されれば、条件付きで隔離措置を免除する。
 通常、証明書がない場合は最長180日間、動物検疫所で隔離される。隔離期間中、飼い主は管理費を支払い、検疫所に通うなどしてペットを世話しなければならない。政府は既定ルールを適用すれば避難民の負担が大きいと判断。ペットの健康状態を検疫所に週1回報告することなどを条件に、隔離なしで滞在先や支援者宅に連れて行けるようにする。
 農林水産省によると、避難民とともに日本を訪れたペットは今のところ犬5匹。ワクチン接種後の抗体量が十分か確認できていないケースもあり、検査している。 (C)時事通信社