政府は21日、4月の月例経済報告を公表し、景気の全体判断を昨年12月以来、4カ月ぶりに引き上げた。「新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が緩和される中で、持ち直しの動きが見られる」と評価。コロナ感染者数が減少に転じ、個人消費に回復の動きが出ていることを踏まえた。
 3月の全体判断は「一部に弱さが見られる」だった。ただ、4月報告でも先行きについて「原材料価格の上昇や金融資本市場の変動、供給面での制約などによる下振れリスクに十分注意する必要がある」と指摘。ロシアのウクライナ侵攻に伴う不確実性の高まりに対し、引き続き強い警戒感を示した。 (C)時事通信社