大阪府守口市の学童保育指導員だった男女9人が、業務委託先の共立メンテナンス(東京)から雇い止めされたのは無効として、地位確認などを同社に求めた訴訟で、原告側は22日、大阪地裁で和解が成立したと明らかにした。和解は18日付。
 原告側によると、原告に対し、和解により支払われる7800万円を含め、総額約1億3450万円の解決金が支払われ、雇い止め通知も撤回される。一方、職場復帰までは認められなかった。
 9人は同市直営時から9年半~36年半勤務し、労働組合に加入していた。2019年に同社が事業を運営してからは、「会社に反抗した」などと注意を受け、コロナ禍の20年3月末に雇い止めされた。大阪府労働委員会は21年10月、不当労働行為に当たると認めていた。
 原告の水野直美さん(59)は記者会見で「勝利和解だが、職場復帰がかなわず残念」と述べた。
 共立メンテナンスの話 全面的な解決に至ったと考えている。 (C)時事通信社